アトピー性皮膚炎は純粋なアレルギー疾患ではありません。

アトピー性皮膚炎は純粋なアレルギー疾患ではありません。(こちら

アレルギーも関わっている、という方が正しいのでしょう。
私はどうも理解しておらず、上記のリンクの図で書かれている『アトピー体質』を、アレルギーが関係しようがしまいが単にアトピーになりやすい体質と思っていて、このブログにもその意味で今私は炎症もかゆみもありませんが敢えて言えば少し乾燥肌がある状態を『アトピー体質』と書いていました。
アトピーのガイドラインにはアレルギーが関連する場合は、『アトピー素因』と書かれていて、素因と体質とは違うものと思っていました。

上記リンクの九州大学の古江増隆ドクターの『アトピー性皮膚炎 正しい治療法がわかる本』(法研 2008年)によると、花粉症のようにアレルゲンを除去してもアトピーの症状を完全には抑えることはできなかったり(本の冒頭部分)、アレルギーの指標である血中のIgE抗体値濃度が高くなくてもアトピーになったり(p134部分)、またIgE抗体値が高くてもアトピーにならないこともあったり(p136部分)、アトピーは純粋なアレルギー疾患とは言えません。

なんだか混乱しますね。
でもこれで見ると私自身は特にアレルギーはありませんので、納得はできます。
アトピーは純粋なアレルギー疾患ではないものの、アトピー患者の多くは血中IgE抗体値が高い傾向がある、ということを考慮に入れて、今回アトピーをアレルギーと関連して見ていこうと思います。
『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学』(光文社新書 2007年 松永和紀)からの引用です。

英国の医学者、ストラッチャンが約2万人の子供の調査で、きょうだいが多いとアレルギー疾患を発症する割合が少ないことを突き止め、それを基にこの仮説を1989年に発表しました。(p168)

昔は病原体に感染して多くの子供が死ぬ一方、生き残った子供たちはバランスのよい強靭な免疫系を持っていたのではないでしょうか。従って、ぜんそくやアトピー性皮膚炎に苦しむことは少なかったのでしょう。(p169)

もちろん、アレルギー疾患の増加は、この衛生仮説だけでは説明しきれません。谷口センター長(理化学研究所・アレルギー科学総合研究センター)らの研究では遺伝的要素もあることが示されているようです。(p170)

 
再び最初に紹介しました上記リンク(こちら)にありますアトピーの原因に戻りますと、3つの原因のうち、免疫が働くアレルギーと遺伝要素とする肌の性質は合致しています。
3つ目の悪化因子ですが、つまり養生が必要だということではないでしょうか。アトピーに限らず風邪でも骨折でも、糖尿病といった生活習慣病でも病気や症状が出れば昔から経験的に体を気遣っていたことです。

アトピーだと汗が悪化因子になる人もいるようですので、アトピー向けの養生法も状況によってあるのでしょうけれど、要は常識的にご自愛ください、ということを言っているのだと私は解釈しています。

 
 

banner_24 なるほど、と思って下さる方はこちらに →

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