プロトピック軟膏(タクロリムス) 覚書き

私自身プロトピック軟膏は使ったことはないのですが、プロトピックは主に顔(または首)に使われるようです。発売されてから10年ほどの比較的新しい薬です。
なぜ顔にステロイドに代わり使われるようになったというと、顔はステロイド外用薬が吸収されやすいので、長期的に使うとステロイドの副作用・皮膚萎縮の点から好ましくないようです。
(インターネットで “皮膚 ステロイド 吸収率” などで検索すると、画像が見つかります。それによると顔の吸収率は、手に比べると腕に比べると数倍になっています。また、一番高い吸収率は陰部で数十倍になっています。)

九州大学の皮膚科のホームページに、プロトピックについて一般にもわかりやすく書かれています。(こちら

プロトピックについて補足を1つ載せておきます。
上記の九州大学皮膚科の教授、古江増隆ドクターによって書かれた『アトピー性皮膚炎―よりよい治療のためのEBMデータ集』【 中山書店 (2005/05) 】本からです。

タクロリムス外用薬には免疫抑制作用があるため、ニキビが出たり、皮膚の感染症になったりすることがありますが、本当にごくまれです。使用する量が少ないこともあって、副作用などもほとんどありません。(p91)

 
私自身この薬を塗って使ったことはありませんが、以前薬局で調剤していた頃に扱っていたような記憶があります。卸かメーカーから来たパンフレットを見た記憶があります。薬屋での仕事は単純に言ってしまえば、薬を右から左へ物理的に動かすだけですから、この薬について特に知識はありませんでした。また、私が薬屋に勤めていたときにも私のアトピーはあったのですが、周りに薬剤師仲間がいてもアトピーの標準療法について聞いたことはありませんでした。
身近にあっても、実はよく知らないということはあると思います。例えば、極端な例になるかもしれませんが、重力はあっても長い間それは一般的な考え方でなかったし、私たち日本人は円という通貨を普段使っていてもそれが他通貨に対して高いか安いかなんて誰でも分かれば大儲けできますね。

   
 

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