Archive for 2009年12月

私のおすすめ アトピー情報

12月 31, 2009

アトピー標準療法のやり方です。
日本皮膚科学会のアトピー性皮膚炎診療ガイドラインに基づいたものです。
基本は、保湿のスキンケアステロイド外用薬の使用です。

 
■古江増隆ドクター(九州大学 皮膚科教授)
・アトピー性皮膚炎―正しい治療がわかる本 (EBMシリーズ) (単行本)  法研 (2008/10)
 カラーのイラスト付きで、分かりやすいです。

・九州大学・皮膚科のアトピー解説ページ(こちら

 
■竹原和彦ドクター(金沢大学 皮膚科教授)
・竹原ドクターから患者さんへのメッセージ(こちら

・竹原ドクターが紹介するアトピー参考図書(こちら

 
■燃える皮膚科医のスキンケア・カフェ2(こちらのブログ
 〜アトピービジネス撲滅プロジェクト始動〜
・脱ステロイドの危なさを警鐘されています

 

◎おことわり
以上は私がテキストとして使っているものです。 ただし改定する場合があります。

 
 

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私のアトピー写真

12月 30, 2009

2008年夏に撮った写真です。

手の皮膚炎(アトピー)のスキンケアをし、1ヶ月ほどでマシになりました。
アトピーが改善している写真が、マシになったものです。
ウェットラップ法だけで改善するという、やや無謀な方法でした。

 
私のアトピーの写真(こちら

 
 

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『二人三脚で治すアトピー―治療の最前線から』    玉置 昭治

12月 29, 2009

取り立てて特別なことがらが書かれているという印象はありませんでしたが、著者が実践する『脱ステロイド』という言葉はいきなりステロイドを一切止めてしまうことではなく、むしろステロイド漸減療法という方が言葉から受けるイメージと実際とは近いと思いました。

著者が淀川キリスト教病院に長く勤められていたせいかもしれませんが、アトピー治療に関しては『養生』をすることが道徳的に語られられているように思えます。『養生』については、前回書きましたように、病気や症状が悪化するとアトピーに限らず常識的にご自愛ください、という意味です。著者は早寝早起き、バランスよく食べる、といったことを強調しています。
それが主要因でアトピーが治るようなイメージを本を読んだ人は持ってしまうのでは?と思うのですが、著者はステロイド外用薬や保湿剤を使うことは否定していませんし、むしろステロイドを使うべき状態に使うことを肯定しています。

確かに著者が指摘しているように、我々の生活状況は昔に比べて不規則になっています。交代勤務が増えたり、ジャンクフードも多くあるし、子供も遅くまで起きているようです。そういう不健康な生活に傾きがちな我々が、病気をきっかけに身体を休ませ養生する機会としては、著者の主張は良いのでしょう。でもアトピーに限らず病気全般に言えることでしょうし、皮膚科学会のガイドラインでも同様に書かれていることでしょうから、必要以上に強調しなくてもいいのではないかしら、と思います。

著者は『脱ステロイド』を提唱されていますが、気になる箇所がありました。

『アトピー治療革命』の著者で友人である皮膚科医が適切にステロイドを使うガイドラインに沿った治療を行わなかったとして約640万円を支払うよう命じた判決が(おそらく2005年)6月16日にあったことです。(p83)

アトピー性皮膚炎の髙山家さん、とんでん小児科ウェブ診察室さんの話題の医学情報によると、都内の医院でアトピー治療を受けたが逆に悪化した、その後金沢大学の竹原ドクターへ受診して改善したようです。
『脱ステロイド』というと、ステロイドがネガティブに思えてしまうイメージを私は持つのですが、普通にバランスよく保湿剤、ステロイド外用薬を使って、そして基本的な日常生活を送ることが大切なのでしょう。

 
■本レビュー 清風堂書店出版部 (2008/02)

 
 

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アトピー性皮膚炎は純粋なアレルギー疾患ではありません。

12月 25, 2009

アトピー性皮膚炎は純粋なアレルギー疾患ではありません。(こちら

アレルギーも関わっている、という方が正しいのでしょう。
私はどうも理解しておらず、上記のリンクの図で書かれている『アトピー体質』を、アレルギーが関係しようがしまいが単にアトピーになりやすい体質と思っていて、このブログにもその意味で今私は炎症もかゆみもありませんが敢えて言えば少し乾燥肌がある状態を『アトピー体質』と書いていました。
アトピーのガイドラインにはアレルギーが関連する場合は、『アトピー素因』と書かれていて、素因と体質とは違うものと思っていました。

上記リンクの九州大学の古江増隆ドクターの『アトピー性皮膚炎 正しい治療法がわかる本』(法研 2008年)によると、花粉症のようにアレルゲンを除去してもアトピーの症状を完全には抑えることはできなかったり(本の冒頭部分)、アレルギーの指標である血中のIgE抗体値濃度が高くなくてもアトピーになったり(p134部分)、またIgE抗体値が高くてもアトピーにならないこともあったり(p136部分)、アトピーは純粋なアレルギー疾患とは言えません。

なんだか混乱しますね。
でもこれで見ると私自身は特にアレルギーはありませんので、納得はできます。
アトピーは純粋なアレルギー疾患ではないものの、アトピー患者の多くは血中IgE抗体値が高い傾向がある、ということを考慮に入れて、今回アトピーをアレルギーと関連して見ていこうと思います。
『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学』(光文社新書 2007年 松永和紀)からの引用です。

英国の医学者、ストラッチャンが約2万人の子供の調査で、きょうだいが多いとアレルギー疾患を発症する割合が少ないことを突き止め、それを基にこの仮説を1989年に発表しました。(p168)

昔は病原体に感染して多くの子供が死ぬ一方、生き残った子供たちはバランスのよい強靭な免疫系を持っていたのではないでしょうか。従って、ぜんそくやアトピー性皮膚炎に苦しむことは少なかったのでしょう。(p169)

もちろん、アレルギー疾患の増加は、この衛生仮説だけでは説明しきれません。谷口センター長(理化学研究所・アレルギー科学総合研究センター)らの研究では遺伝的要素もあることが示されているようです。(p170)

 
再び最初に紹介しました上記リンク(こちら)にありますアトピーの原因に戻りますと、3つの原因のうち、免疫が働くアレルギーと遺伝要素とする肌の性質は合致しています。
3つ目の悪化因子ですが、つまり養生が必要だということではないでしょうか。アトピーに限らず風邪でも骨折でも、糖尿病といった生活習慣病でも病気や症状が出れば昔から経験的に体を気遣っていたことです。

アトピーだと汗が悪化因子になる人もいるようですので、アトピー向けの養生法も状況によってあるのでしょうけれど、要は常識的にご自愛ください、ということを言っているのだと私は解釈しています。

 
 

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アトピー情報の中にも、ニセ科学

12月 24, 2009

ステロイドは悪者扱いされることがありますが、その根拠はどこにあるのかと今考えています。私もかつてステロイドは不自然でなるべく使わないに越したことはないと考えていたことがあるので、そういった情報に流されやすいのだと思います。

かつて私は、『マイナスイオン』を信じてしまい、それは健康に良いという科学的根拠がないということを実はつい最近まで知りませんでした。
大手メーカーが何社もかつて、『マイナスイオン』を謳った空気清浄機などの製品を出していましたので、何の疑いもなく信じてしまったのでしょう、私は。

古くは『血液型性格判断』から、『ゲーム脳』といったニセ科学を調べている菊池誠・大阪大学教授の本を最近読みました。いわゆるアトピービジネスも、そういった科学的根拠に乏しい要素が多分にあるように思ったからでもあります。
先ずは、分かりやすく、気楽に読める(落語的な掛け合いで紹介されています)、『おかしな科学―みんながはまる、いい話コワい話 楽工社 (2009/07)  渋谷研究所X   菊池 誠』を読んでみました。下記は、印象に残った箇所です。

これだけ医療技術が発達した日本で代替医療がある程度人気を集めている大きな理由としては、副作用などのリスクを避けたいゼロリスク志向と近代医学が人間性を阻害しているイメージの両方があるのかな。(p249)

翻って、ステロイド外用薬を見てみると、ステロイドを悪者扱いする人もいます。ステロイドを使わないで、温泉や水、整体などで治そうと謳っている療法がありますね。効果があるかどうかは疑問です。治ったという体験談もあれば、私自身の整体の体験のように効果がないことがあります。そういった代替療法の理由づけになっているのは、治ったという体験談があればいいのでしょう。ただし、アトピーはそのうち自然に治るということもあり、またアトピーの標準療法であるステロイド外用薬や保湿剤併用の人もいるでしょうから、ますます分からなくなると思います。

ステロイド外用薬の副作用については、通常の使用では特に考えなくてもいいんじゃないかと私自身は今、考えています。
ステロイドを塗っているうちに効かなくなった、と思ったことは私自身ありましたが、でもきちんと保湿剤も塗っていたかというと、今振り返ると実はそうではありませんでした。ステロイドと保湿剤の両方を適切に使うということが重要なのでしょう。

 

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アトピー情報、正しいかは二の次?

12月 17, 2009

2年ほど前で少し古くなるのですが、『あるある大辞典』というテレビ番組があり、納豆のニセ情報で10年ほど続いてきた番組がなくなりました。私は元々そういう番組を見ていなかったのですが、99年ころにアトピーだか肌にいいと言われる、グリセリンと尿素を含んだ水が紹介されて、薬屋とホームセンターで品切れになったことがありました。家族の者がそれを見ていて私自身は試したかどうかは覚えていませんが、本当にいいものならおそらく現在でも標準的に使われていることでしょう。

テレビ番組や雑誌なんかで、こういった健康食品が紹介されると、なぜ多くの人が買うのだろうかという仕組みが、私は今知りたいと思っています。理想的なのは必要なものを買うのが一番でしょう。

単純にモノを買う時に、判断したいのが特に今の経済状態ではまず安い。同じ値段だったら近いところ。
現在の必要なモノがまずある日本では、感情の入る余地が多分にあるのでは、と思います。気心の知れたところ、世間話程度でも、自分に関心を持ってくれると人は満足するものでしょう。昭和の中頃だったらそれはマスコミや現在のインターネットよりももっと直接的な、訪問販売も影響が大きかったかもしれません。

アトピー性皮膚炎自体は、竹原和彦ドクターが書かれているように、元々ありふれた症状で皮膚科にとって初歩的なもので、日本皮膚科学会にあるようにステロイド外用薬と保湿剤を適切に使った標準療法でいいはずなのですが、そうはあまりなっていません。
きちんと情報を知らず、アトピーに悩み続けていると、不安になってしまいがちになります。つまり、そういう孤独感が『アトピービジネス』や健康情報の氾濫を招いているのではと思うのですが、具体的には分からず知りたいところです。

 

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アトピーのキーワード

12月 16, 2009

ステロイド不要、ダニ対策、漢方、特製なんとかクリーム、天然、身体にやさしい、アレルギー、生活習慣、小児科、整体、なんとかオイル、有機野菜、民間療法、etc

google で ”アトピー” と調べてみると、上記のキーワードが目立ちます。

私が思うに、まともなのは、
一番目に出てきた wikipedia の解説と
二番目の九州大学の一般向けくらいです。

それに広告が目立ちます。Yahoo はもっと目立ちます。

さて、キーワードどおり一通り試してみるだけでも大変そうです。
私はそれらを一切試していません、と書こうとしましたが、整体に無視できないお金も時間もかけました。よくならないので、これは駄目だ!と実感しました。

インターネットは情報の無法地帯と言っても過言ではありません。(p201)

『患者から学んだアトピー治療』(竹原和彦 光文社・カップブックス 2002年)

まあ、私がインターネットでアトピーの標準療法の大切さを書いても、現在のネット状況2009年末の状況では焼け石に水、に近い状態かもしれませんが、書いていきます。

 

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私がステロイド外用薬を長く塗って、効果が芳しくなかったのはなぜか? — 保湿の大切さ

12月 14, 2009

表題の答えはおそらく、きちんと保湿剤も合わせて塗らなかったからでしょう。

ステロイド外用薬もそうですが、保湿剤も、振り返ってみれば使い方を十分にならったことが無いような気がします。ひょっとしてドクターは説明されていたのかもしれませんが、十分に頭に浸透しなかっただけのことも考えられます。いずれにせよ、保湿剤は重要だと思います。
というのは、今年に入り、今更ながらといってもよいかもしれませんが、私の皮膚のアトピーもしくは乾燥部分は、保湿剤を塗るだけで症状は随分と変わってきました。

保湿外用薬によるスキンケアは、アトピー性皮膚炎の治療の基本です。ステロイド外用薬やタクロリムス外用薬で治療しているときも、皮膚にしっかり塗って角層の乾燥を防ぎ、バリア機能が低下しないようにしましょう。
皮膚に塗る順番は、塗りやすさを考えると最初に保湿外用薬、そのあとにステロイド外用薬またはタクロリムス外用薬にしたほうがよいでしょう。ただし、どちらを先に塗っても、薬の効果に影響することはないのでご安心ください。(p149 『アトピー性皮膚炎 正しい治療がわかる本』 古江増隆 法研)

なんでステロイド外用薬を塗っているのにいつまで経っても治らないんだ!?
と、私は思いました。そうして、ステロイド外用薬に対する不信感もかつては生まれましたが、アトピーの人は乾燥肌を持ってしまっていますので、たとえていうと枯木に火がつきやすい状態なのでしょう。

アトピーにはステロイド外用薬も大切ですが、保湿も重要だということで、私は今炎症も痒みもないのですが、寝る前に毎晩ワセリンを塗っています。

 

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時代別、アトピーの考え方

12月 9, 2009

アトピーは難病ではなく、ステロイド外用薬と保湿剤を適切に使った、アトピー標準療法があります。

 
・なぜ、アトピーに対する情報が混迷しているのか?
竹原和彦ドクター(金沢大学・皮膚科教授)の、『患者から学んだアトピー治療』(光文社 カッパ・ブックス 2002年)に書かれていました。
ページ中ほど(p111-135)に、章を1つさかれています。

時代ごとに以下にまとめてみました。
竹原ドクターの該当文章を全部引用すると長くなり、また読みにくくなると思いますので引用は一部にとどめ、私の要約を書きました。

 
・時代別、アトピーの考え方

■70年代
ステロイド外用薬に対して、杜撰な使い方をするような意識が概してあった。
例えば、化粧かぶれや予防に顔に塗っていたり、よく効くので顔にも強いステロイドを黙って塗っていた、など。この意識は80年代に入ってもしばらく続いたようだ。

■80年代
杜撰なステロイド外用薬の使われ方がされないように、皮膚科学会の中で警告をする論文が出された。特にに対する強いステロイドを連用しないといった注意が、浸透されるようになった。

■90年代
ステロイド・バッシングが、テレビや雑誌などのメディアを通して駆け巡る。
発端となったのは、70年代にストロイド外用薬を顔に連用していた女性が、80年代に(酒サ様皮膚炎を起こしたとして)民事裁判を起こし(原告勝訴に近い形の『和解』)、この90年代にその女性の活動がメディアに広がったのがきっかけのようです。
この女性のHPがありました。(こちら

こうして、ステロイド外用薬に対する意識が変わっていきました。このようなものでしょう。
ステロイドの使い方を誤れば危ない⇒ステロイドそのものが危ない(意識の変化)

今に至るまで活況な、アトピービジネスが広がったのも、この頃でしょう。

一方で、竹原ドクターは金沢大学にアトピー外来を90年代に開設します。
その経緯はこうです。

1995年の4月より「アトピー外来」を開設しようとした際にも、教室の中から反対の声があがりました。「大学病院は、重症例、診断の困難な例を中心に診るところです。アトピー性皮膚炎は大学病院で診る病気ではありません」と。しかし、私は「アトピー性皮膚炎の患者さんは、心理的には重症な例がほとんどであり、その医療の混乱は社会問題だよ。それを解消するのも大学病院の使命です」と言って、アトピー外来の開設を決めました。私自身にとって、膠原病の診察・研究と二足のわらじを履くようになった、感慨深い時期の話です。(p89-90)

■2000年代
日本皮膚科学会から、一般向けにも情報が発信されています。

2001年11月、日本皮膚科学会の治療ガイドラインを一般向けの啓発書として「暮らしの手帖社」から出版しました。その本について、真っ先に紹介記事を書いてくれた某全国紙の記者は、かつて反ステロイドキャンペーンの記事の急先鋒にあって多くの記事を書いた人でした。
別の新聞社の記者からもこのように言われました。「我々も学会からきちんとした情報の発信があれば、それなりの記事を書きました。しかし、1990年代の前半から半ばにかけては日本皮膚科学会は沈黙していました。情報の発信無くして、報道なしですよ」。この言葉は私の心にずっしりと響きました。(p124)

 
・海外のアトピー報道
竹原ドクターの引用のみを載せます。

なお、海外ではアトピー性皮膚炎がメディアによって大きく取り上げられることはほとんどないようです。米国のアトピー性皮膚炎治療の第一人者であるハニフィン教授は、過去20年間でアトピー性皮膚炎について取材を受けたのはNHKスペシャルの取材チームとニューヨークタイムスの東京支局の2回だけだと来日公演の際に述べ、日本のアトピー報道の過熱状態について驚いていました。(p113)

 

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プロトピック軟膏(タクロリムス) 覚書き

12月 8, 2009

私自身プロトピック軟膏は使ったことはないのですが、プロトピックは主に顔(または首)に使われるようです。発売されてから10年ほどの比較的新しい薬です。
なぜ顔にステロイドに代わり使われるようになったというと、顔はステロイド外用薬が吸収されやすいので、長期的に使うとステロイドの副作用・皮膚萎縮の点から好ましくないようです。
(インターネットで “皮膚 ステロイド 吸収率” などで検索すると、画像が見つかります。それによると顔の吸収率は、手に比べると腕に比べると数倍になっています。また、一番高い吸収率は陰部で数十倍になっています。)

九州大学の皮膚科のホームページに、プロトピックについて一般にもわかりやすく書かれています。(こちら

プロトピックについて補足を1つ載せておきます。
上記の九州大学皮膚科の教授、古江増隆ドクターによって書かれた『アトピー性皮膚炎―よりよい治療のためのEBMデータ集』【 中山書店 (2005/05) 】本からです。

タクロリムス外用薬には免疫抑制作用があるため、ニキビが出たり、皮膚の感染症になったりすることがありますが、本当にごくまれです。使用する量が少ないこともあって、副作用などもほとんどありません。(p91)

 
私自身この薬を塗って使ったことはありませんが、以前薬局で調剤していた頃に扱っていたような記憶があります。卸かメーカーから来たパンフレットを見た記憶があります。薬屋での仕事は単純に言ってしまえば、薬を右から左へ物理的に動かすだけですから、この薬について特に知識はありませんでした。また、私が薬屋に勤めていたときにも私のアトピーはあったのですが、周りに薬剤師仲間がいてもアトピーの標準療法について聞いたことはありませんでした。
身近にあっても、実はよく知らないということはあると思います。例えば、極端な例になるかもしれませんが、重力はあっても長い間それは一般的な考え方でなかったし、私たち日本人は円という通貨を普段使っていてもそれが他通貨に対して高いか安いかなんて誰でも分かれば大儲けできますね。

   
 

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